フェンシングのすべての動きの基本は、アンガルドon guardという構えの姿勢です。アンガルドの姿勢は、まず両足を揃え、前にくるほうの足先を対戦相手に向け、反対側の足を前の足と垂直に置きます。膝は軽く曲げます。剣を持つほうの手を、攻撃エリアを遮らないように曲げます。

次に、アヴァンスadvanceは、前の足を爪先から上げ、前に一歩踏み出し、かかとから先に着地します。後ろの足を動かし、再びアンガルドの位置にします。リトリートretreatは反対の順序で前進することです。試合の際は、相手との距離の取り方に注意してください。

攻撃の方法は、通常突きにより行われます。突きには打撃とその後防御の体勢を整えるという二つの要素があります。打撃で剣を相手の攻撃エリアへと突き出し、すぐにアンガルドの位置へと体勢を整えます。突きは一連の素早い動きで行われます。相手に攻撃されている際は、パリー(かわし)parryを行います。パリーは剣で相手の剣をかわし防御する方法です。フルーレとエペでは、パリーは基本的に、相手の剣が4ヵ所の打撃エリアを攻めてくる途中でそれを払うことをいいます。サーブルではガードパリー、フランク(体側)パリー、ヘッド(頭部)パリーの3種類があります。