フェンシングのルールは国によっても異なりますが、核となるルールがあります。競技エリアには細い線で区切られ、最も小さいもので1.5メートルの幅です。選手は同じ種類の剣を一本ずつとり、相手に当てられないようにしながら攻撃します。その試合ごとに決められた得点数に最初に到達したほうが勝者となります。エペ・フェンシングでは相手の体のどこでも剣の先が触れたら得点です。もし双方の打撃が同時だった場合、双方の得点となります。サーブル・フェンシングではライトオブウェイと呼ばれるルールがあり、先に攻撃した方に優先的な攻撃権があります。攻撃権を得るためには、動きをコントロールしなければなりません。フェンシングは攻撃と防御の双方を併せ持つスポーツです。パリー(かわし)、相手の剣を払うことなどにより攻撃権を得ることができます。上体より上、頭部や腕への攻撃はカウントされません。突きに行き、走りぬける技のフレッシュは違反です。フルーレでもライトオブウェイのルールが適用されますが、限られた部分のみです。フルーレで攻撃の対象となるのは頭部と腕を除く胴体部分です。対象となる部分以外に当たっても無効です。また刃の先での打撃のみ有効とされます。